カテゴリ
以前の記事
2017年 02月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 04月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 11月 2015年 09月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 01月 2014年 06月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 フォロー中のブログ
sudigital af... もろてん。 加藤わ呼三度笠書簡 野草風薫 書をつま弾く、そして歌う。 フィレンツェ田舎生活便り2 パンの時間 刺しゅうLab 京都東山 藍さんの暮らし おやつのはなし☆京都丹波... いまいみやこの水彩画と写真 帽子屋ポピンズ プラス ほんわか珈琲日和 リンク集
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
外部リンク
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
夏に腰痛になりあんまり外を歩きまわれないものだから、本ばっかり読んでいた。 近くの本屋へ行って何となく目についたものを買って読んでいたが、本代返せ!と言いたくなるものが多くてね。 もともと時代小説が好きで自然とそのコーナーに行ってしまう。 時代小説といっても、市井ものや下級武士の何気ない日常を描いた作品が好き。 何人かの小説家を巡ってたどり着いたのが「宇江佐真理」さん。 ちょっとはまってしまってね、たくさん読んだ。 宇江佐真理さんの代表作と言えるのが、『髪結い伊三次捕物余話』。 江戸の深川を舞台に、本業の髪結いの傍ら、町方同心のお手先をつとめる伊三次の活躍と、芸者お文戸のしっとりとした交情。一作目の『幻の声』は「オール読物新人賞」受賞作。 面白かった。おすすめ。☆4つ。 ずいぶん前に中村橋之助でTVドラマになってたらしいが見ていなかった。 宇江佐真理さんの小説の中で今のところ一番好きなのが、『古手屋喜十為事覚え』です。 宇江佐さんは残念なことに2015年に66歳でお亡くなりになり、この小説は晩年の作品なので、2冊で終わっているが、髪結い伊三次のようにシリーズ化されたら楽しみだったのになと思う。 本の裏表紙の解説より お江戸は浅草のはずれ、田原町で小さな古着屋を営む喜十。恋女房のお染と二人、子がいないことを除けば日々の暮らしには不満はないーはずだったのに、何の因果か、たまりにたまったツケの取り立てのため、北町奉行所隠密廻り同心・上遠野平蔵の探索の手助けをする破目になる。 人のぬくもりが心にしみて、思わずホロリと泣けてくる、人情捕物帳の新シリーズ、いよいよスタート! 2作目の『雪まろげ』の「落ち葉踏み締める」が泣けてくる・・・。 ☆4.5. 私が時代小説にはまるきっかけになったのは、もうずいぶん前に本屋さんで何気なく手に取った「藤沢周平」さんの『橋ものがたり』。 読んだ途端に藤沢周平の世界に引きずり込まれた。抜け出せない。 橋一つで、こんなにも物語が紡ぎだせるのか。 その中でも「小さな橋で」が好き。 ☆5つ 後年、藤沢周平さんの娘さん、遠藤展子さんが、「父の作品の中で『橋ものがたり』が一番好きです。」と語っておられたのを目にして、なんか嬉しかった。 藤沢周平さんを語りだすと、私は止まらなくなるので、この辺にしておきますが、最後に一つだけ紹介します。 『三屋清左衛門残日録』 ☆4.5 これはTVドラマを見てから本を読んだ、今までにないパターンだったけど。 ずいぶん前の仲代達也主演のドラマです。 藤沢周平さんの小説は、風景描写や人々の心情描写が巧みで味わいがありストーリーも起伏はあっても静かなので、映像向きではない。 数々のドラマや映画を見たがどれも小説の世界を表現しきれてない。 ただこのドラマだけは、今まであまり好きでなかった仲代達也の力の抜けた演技、脇を固めた財津一郎、河原崎長一郎、南果歩がはまり役でとても面白かった。
by kyoshugei
| 2016-10-16 12:30
| 私の好きなもの
|
ファン申請 |
||